いくつできましたか? 正解数を数えてみましょう。あなたの日本語の実力を判定する結果は、ページ下にあります。チェックしてみてください。
これほどの研究設備は我が社には、高[ ]の花 です。
(a)値 (b)嶺 (c)寝
答 (b)嶺 高嶺(「嶺」が常用漢字にないため、新聞では「高根」)は高い峰の意味。「高嶺の花」は、見ているばかりで手に取ることができないもののたとえに使われます。 高価な物に対して使われることが多いので「値」にしたくなりますが・・・。
[ ]刀直入 に言って、このやり方は間違っています。
(a)単 (b)短 (c)端
答 (a)単 前置きや遠回りになることをせず、直接に要件にはいること。「単刀」は一振りの刀の意味。「短刀」(=短い刀)ではないので、ご注意を
(a)ライバルの揚げ足を取る。 (b)上司の説明に合いの手を入れる。 (c)押し着せの仕事ばかりだ。
答 (c)押し着せの仕事ばかりだ 「押し着せ」の正しい表記は「御仕着せ」。昔、主人が季節に応じて使用人に与えた衣服を お仕着せといいました。「おし」は、「押しつける」という意味ではありません。
(a)二人は口裏を合わせているに違いない。 (b)うちの部長には先見の目がある。 (c)的を射たアドバイスに尊敬の念が高まる。
答 (b)うちの部長には先見の目がある。 正しくは、「先見の明」。ある物事について、それがはっきり現れないうちに前もって見通すこと。先を見通す「目」ではなく、「物事に明るい」と言う場合の「明」が正解。
見本 ど[ ]り に管にワイヤーを突き と[ ]して ください。
(a)お−う (b)お−お (c)う−お (d)う−う
答 (b)お−お 「どおり」「とおして」が正解。漢字で書くと「通り」と「通して」。「通(とお)り」「通(とお)す」の伸びる音は、「う」ではなく「お」と書く決まりになっています。
(a)ず−づ (b)ず−ず (c)づ−ず (d)づ−づ
答 (d)づ−づ 「基づく」「つくづく」が正解。前者は「基」と「つく」、後者は「つく」と「つく」からなる言葉。分けて覚えるのが、間違えないコツかもしれません。
この度の包装の破損について、深くお詫び申し上げます。原因は (a)今だはっきりしておりませんが、解明に向け全力で取り組む (b)所存です。 (c)善後策が固まりしだい再度、ご報告申し上げます。
答 (a)今だはっきり 正しくは、「未だ」となります。「今もって」という言葉と意味が似ているため、「今だ」が正しいような気がしてしまいますが…。
本日は新製品発表会に (a)お越しいただきまして、誠にありがとうございます。社長の山田様が、後ほど感想を (b)おっしゃられるとお聞きして (c)おりますが?
答 (b)おっしゃられる 「おっしゃられる」は「おっしゃる」と「れる」が重複した二重敬語。正しくは、「おっしゃる」となります。その他にも「いらっしゃられる」など要注意です。
精一杯努力して、 [ ]の目的 を達成してほしい。
(a)所期 (b)初期 (c)庶幾
答 (a)所期 「所期」が正解。所期とは、期待している事柄。期待すること。「当初の」という意味で、初期と混同してしまうことが多いようです。
[ ]の美 を飾ってください。
(a)祐秀 (b)優秀 (c)有終
答 (c)有終 「有終」が正解。最後までやりとげて、りっぱな成果をあげること。「優秀」と間違えがちですが、「最後まで」というところが肝心です。
監修:鳥飼浩二(『明鏡国語辞典』編集委員)